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ストレスと呼吸

2019年03月04日

先日読んだ文献に興味深いお話を見つけました。

心がストレスを感じると、鼓動は高まり、血糖値が上がり、胃腸は消化活動を停止する、、

こうした状態は、すぐにストレスが解消されれば特に問題はないが、たいていストレスというものは長引き、その結果体内の不調を生むことになる。

心と体と言葉が分かれているため、繋がっていると言っても、なかなかピンとこないのが現実。

しかし、呼吸は体(運動神経)と心(自律神経)を繋げる大切な役割を担っているのです。

不調が出るときには、呼吸は短く浅かなっていることが多いのです。

リズムの早い呼吸の時には主に交感神経が働き、それを意識してゆったりしたリズムに変えると副交感神経が働きだす。

副交感神経はストレス解除の指令を出す神経なので内臓の緊張も緩和され、体内の様々な不調も緩和されていくそう。

これこそ、根治治療。

呼吸が注目されているのは、きっと大きな可能性を秘めているから。

アーユルヴェーダの目指すところは、不調を招くのその原因をなくしていくところにあります。

表面に現れる症状を作り出したそのもの。

そんなものたちをどんどん取り除き、クリアにされていくと、本当の自分に出会えるのではないでしょうか。